だいぶ前に、イオンモール堺北花田の中にある無印良品でコオロギせんべいを購入したので食ってみました。ちなみに、お値段は190円(税込み)でした。
(購入日 2020年10月)
食用コオロギパウダー入りのせんべい
以前からけっこうSNSなどで話題になっていたコオロギせんべい。たいへん人気があるのか売り切れ状態が多くいつも入荷待ちの状況で、売ってるところは初めてみた。取り扱っている店舗も少ないらしいので、詳しいことは無印良品の公式HPなどで確認すると良いかと思います。
正直言うと、そんなに食べたいとは思わないが、せっかくの購入できるチャンスだったので買ってみたんですよ。ただ子供の頃にコオロギを飼っていただけに、やや複雑な心境だったり。
パッケージ裏↑
商品名の通り、原材料名の欄には「食用コオロギパウダー」の文字が記載されていた。また「本品で使用している食用コオロギパウダーは、えびやカニなどの甲殻類と類似した成分が含まれています。えびやカニのアレルギーをお持ちの方はお控えください。」とも書かれているので、ここは注意しましょう。
実際に食ってみた
コオロギせんべい、大きさは500円玉くらいのサイズです。
白いせんべいですが、よく見ると黒い粒々が混ざっているのが見えます。たぶんこれがコオロギパウダーというやつなのでしょう。
とりあえず食べてみたんですが、味はかなり薄味。まじで薄味のエビせんべいのような感じです。しかし後味が独特で、ごくわずかにコゲのようなほろ苦い風味が口の中に広がる。このほろ苦さこそがコオロギの味なのかもしれません。とはいえ、苦さに敏感な僕でも平気で食べられるレベルなので、コーヒーやビールを平気で飲める人ならば全く気付かない程度の苦さだと思います。
そこそこ美味しいせんべいではありますが、コスト的にも味的にも、これを買うならエビせんを買う・・・・・・というのが、僕個人の感想です。しかし、これからコオロギの養殖や加工技術が発展していくと、コストも味も良くなっていくと思います。なので、まずは昆虫食などへの抵抗をなくすという意味では、このコオロギせんべいは広告になるし、昆虫食への普及に大いに貢献しているものと思われます。
昨今、いずれ来るであろう世界的な食糧不足に備え、昆虫食の開発や普及に着手する団体や企業が増えているというニュースはよく見ますが、このコオロギせんべいは日本での昆虫食の先駆けに違いないですね。お値段が190円(税込み)と、意外とお手頃価格なので、興味のある方はぜひ食べてみてはいかがでしょうか。