この工業地帯を西(海側)へ抜けた先に、みなと堺グリーンひろばという公園があり、そこにある野球場からはバブル期に建てられた巨大なオランダ風車がそびえたっている様子がうかがえます。
(撮影日 2020年8月)
「みなと堺グリーンひろば」へ・・・
まずは、みなと堺グリーンひろばまで行ってみよう。
工業地帯を抜け、埋め立て地の先端まで行くには徒歩で1時間くらい、もちろん駅はいっさいございませんので、自力で行くしかないのがキツイところ。今回僕は自転車で行ってみた。
埋め立て地というだけあって、道中終盤は海の風がいい気持ち。ただし大型のダンプとかがビュンビュン走っているので、気を付けて行こう。
みなと堺グリーンひろばに着いた。
そこそこ広い駐車場があるので、車で行くのがイチバン楽です。徒歩や自転車だと、わりと疲れる。
また、みなと堺グリーンひろばは時期によって開園時間が変わるので、訪れる前には「堺観光ガイド」のHPなどで確認しておきましょう。ちなみにこの日は8月だったので、7:00~19:00まで開園となっていた。
ものすごく暑い日だったので、公園内にはあんまり人がいなかった。駐車場の車の中でくつろいでいる方々が数人いたけど。
案内図。
野球場も完備しており、ときどき少年野球の試合とかしているときもあります。たしかこの日は練習だけしていた。コロナの影響で、試合や大会は避けているのかも。
バブル期に建てた、巨大なオランダ風車
広場の中を散歩していると、このような風車が見えてくる。
これはバブル期、1989年に建てられたらしいオランダ風車です。
野球場のよこから風車を見に行く。
オランダ風車の近くは空き地になっており、立入禁止で近づくことはできませんが、野球場のあたりから眺めることはできます。
かなり遠いですが、こんなかんじ。
雑草生い茂る広大な空き地に、ポツンと放置されている状態でした。もちろん稼働はしていないので、かなりもったいない気がする。
かなり本格的。「もずの夢」という名前のオランダ風車で、大阪府が作ったらしい。高さが約26mほど。どうやら粉ひきができる風車らしい。
この工業地帯の埋め立て完了を記念して建てられ、30年以上経ち、今はもう廃墟同然になってしまっている。羽根が回転しているところを一目でいいから見たかったな・・・。