撮影がヘタすぎて、空が真っ白になってもうた・・・・・・。
そんなわけで、ここは大阪府大阪市浪速区の新世界(しんせかい)という観光地。
新型コロナウイルス(COVID-19)での外出自粛やらで、かなり人が減少している地域として連日ニュースになっていた新世界。有名なので知ってる人も多いかもしれませんが、ここには幸福の神様であるビリケンさんが祀られているビリケン神社があったりする。
(撮影日 2020年8月)
ビリケン神社
ビリケン神社があるのはスパワールドの階段下のお店のところです。店舗ビルの壁にめり込んでます。
ビリケン神社
新世界一帯がド派手すぎるので、たとえ赤い鳥居があっても全然目立たないので見逃しちゃう。鳥居にはたくさんのオミクジが貼られていて、なんとも大阪らしい雑多さがある。
祠の中には金色のビリケンさんが祀られてます。新世界といえばビリケンさんで有名ですからね。通天閣にいるビリケンさんが一番有名だと思うが、新世界のあちこちにビリケンさんが鎮座してたりするぞ。
ビリケンさんの足裏を撫でるとご利益があるとのこと。今は新型コロナウイルスが蔓延してるので足裏を撫でるのはおすすめできないですが、それでもという方は扉を開ければ撫でれるようにはなっているみたい。僕は軽くお辞儀だけにした。
ビリケン神社の由来
ビリケン神社の由来が書かれた看板があった。
ビリケンさんはアメリカ生まれの神様で幸福の神様とのこと。もともと新世界にはルナ・パークという遊園地があったそうで、当時(1912年頃)の流行でビリケン堂というお堂が設けられてて、そこにビリケン像が安置されていたらしい。このビリケン堂は新世界の名物にもなったらしいが、その後、ルナ・パークが閉園したときにビリケン像が行方不明に。そして、また新しいビリケン像が来たときに、かつてビリケン堂があったこの場所をビリケン神社として復興したとのことです。
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100年以上も前に、世界中でビリケンさんブームがあったということは知らなかったが、そのブームの名残りが現代まで引き継がれている新世界は、かなり異質な街なのかもしれないと思った。これぞ大阪。
ビリケンさんから幸福のご利益をいただきたいという方は、ビリケン神社でご参拝を。