ここは大阪府東大阪市上石切町。石切神社上之宮というところに訪れました。
上之宮は、「石切さん」で有名な石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)の本宮(本殿)から約1kmほど東へ坂道を登り続けた場所にあります。
本宮に比べてかなり短い距離のお百度参りや小さな亀(御礼亀)とか滝(石切の御滝)とかありました。本宮が有名すぎるのであまり知られていない上之宮ですが、なかなか興味をそそられるスポットでした。
(訪問日 2019年6月)
石切神社上之宮の拝殿と短いお百度参り
※当記事では神様云々とか宗教云々などということはなにひとつ語りませんので、了承したうえで続きをお読みください。
とりあえず本宮からひらすら東へ坂道を歩いて行くことに。ちょうど道端には石切神社上之宮への案内板が掲げてありました。
入口のゲートが見えてきた。ここから200m坂を上がった場所には駐車場があるらしいし、このゲートをくぐった先にも駐車場があったから、どうやら複数箇所に駐車場があるみたいです。
石切神社上之宮の鳥居前に到着。延々と石階段が続いてますね。さっそく行きましょう。
カッコイイ旗に挟まれながら階段をあがり、まずは拝殿へと向かう。足元に注意しながら手すりを持っていきましょう。
石切神社上之宮の拝殿です。なかなかシンプルですっきりとした佇まいですね。おそらく本宮よりも上之宮のほうが歴史はながいんじゃないだろうか。ふつうに百度石もありました。
本宮と同じくお百度参りができますが、上之宮は距離がかなり短いです。半分以下の距離。なので体力的にはちょっと楽に思えるかもしれませんが、まずここへ来るまでに長い坂道と階段を制覇しなければならないので、どっちもどっちかもしれません。
ちなみに僕が訪れたときは誰もお百度参ってませんでした。
上之宮の牛の像、本宮の牛の像
石切神社上之宮の牛の像↑
上之宮の拝殿へ向かう途中、このような牛の像があった。撫でられまくった結果なのか、変色していい感じの風格になってます。
この牛の像ですが、本宮にも同じものがありましたのでお見せします。
石切劔箭神社(本宮)の牛の像↑
本宮のほうがキレイですね。やはり石切神社は、上之宮が古いほう、本宮(本殿)が新しいほうって認識でいいのかもしれんね。
可愛い小さな亀の『御礼亀』
婦道神社↑
石切登美霊社↑
参拝した後は拝殿から階段をおりて、ほかにも探索してみました。生駒山の麓だけあって上之宮の敷地は広く、婦道神社や石切登美霊社などもありました。
池には小さな亀の置物が大量にありました。説明看板に書いてあるとおり、この亀たちは御礼亀というらしく、お願いが成就したお礼にここへ納めるみたい。みんなと一緒に御礼亀が感謝し続けてくれるんだって。ちなみにこの池は御礼池っていうらしい。
御礼亀が大量にいることから、けっこうお願いが成就した方がいるみたいですな。
めっちゃ小さい滝こと『石切の御滝』
なんだか風情があっていい場所だなぁー・・・・・・っと思って池を眺めていたら、奥のほうに細い道を見つけたので行ってみることに。
入口発見。プレートには石切の御滝と書いてる。この石階段の先はちょっとした崖のようになっているので慎重に進むことにした。
まあ崖と言っても5mほどの高さだし、滑ってもさっきの池に落ちるだけなので危険性はさほどないですがね。滝までの距離は20mほどなので誰でも行けます。
石切の御滝に着いた。
滝の高さは1mちょっと。めっちゃ小さい。
よくみると水がちょろちょろと出ているが、これは天然なのか人工なのかどっちなんだろう。
看板には注意事項等が書かれてます。どうやら社務所に申し出れば滝行もできるみたい。僕は滝行にチャレンジできるほどの勇気はないので、おとなしく帰ることにしました。
上の宮駐車場
上の宮駐車場↑
なんだかんだで石切神社上之宮を参拝したのはいい気分転換になりました。僕は歩いて行きましたが、無料の駐車場が鳥居前にあるし、どうやらほかにも複数箇所駐車場は点在しているらしいので、車で訪れることもできる。駐車場の看板には午前7時~午後5時までと記載されてました。駐車場の時間にはご注意を。