シマのブログ

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霰松原神社、金高大明神のタヌキのお地蔵様&安立町の由来【大阪府大阪市住之江区】

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ここは大阪府大阪市住之江区にある安立(あんりゅう)という地域になります。

ここには霰松原神社(あられまつばらじんじゃ)という小さな神社があるのですが、そこには金高大明神というタヌキのお地蔵様がいらっしゃる祠(ほこら)がありました。

(撮影日 2020年7月)

 

 

 

金高大明神 タヌキのお地蔵様

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こちらが霰松原神社(あられまつばらじんじゃ)です。

普通の街中にある小さな神社。この近くには住吉大社という有名な神社があるが、この霰松原神社はあまり有名どころではないと思う。まぁ、ほんとに地元の小さな神社ってわけです。

 

 

 

 

 

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境内を囲うような壁などは一切ないのでさっきからまる見え状態なわけですが、立派な祠が3宇ありますね。上の写真の左側にある一番大きい祠にタヌキのお地蔵様がいらっしゃいました。

 

 

 

 

 

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こちらが金高大明神のお狸様

上を向いているせいか、初めてみたときは「なんですかこれはっ!?」ってなったのはココだけの話。よく見るとタヌキのお地蔵様でした。

まんまるとした容姿がちょっと可愛い。一般的なお地蔵様のような静寂な雰囲気というよりも、ゆるキャラってかんじの和やかな雰囲気をまとっているように感じた。

 

 

 

 

 

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横には看板があった。どうやら金高大明神は商売繁昌の神様らしい。ちなみにこのすぐ近くには商店街があるので「商売繁昌」はこの地域と見事にマッチしてるね。

 

 

 

安立町の由来

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霰松原神社の隣は小さな公園になっていて、公園の中央には大きな御神木がある。

 

 

 

 

 

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公園の片隅には安立町役場跡の石碑も立っている。

 

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石碑の反対側には、安立町(あんりゅうちょう)の由来が記されていた。

1615年~1623年の間、半井安立というお医者さんが住んでいて、このお医者さんの治療を受けに国中から人が集まり、その人々が住み着いて一つの村落になり安立町という地名となったそうです。

 上記、下線部の文章が石碑の内容を簡潔に略したもの。地名になるほどの医者・・・・・・よほど凄い腕をお持ちだったに違いない。それと、石碑には安立町と書いてあるが、現在のここ周辺の地名は安立1丁目~安立4丁目という呼び方に変更されているぞ。

あと、石碑の冒頭に「古く万葉の昔から海浜に沿う紀州街道の松原の景勝地であったが・・・」と書かれているように、この安立町は大昔は海沿いにあって、松原(松の木が生えてる林のこと)となっていたっぽいです。

安立町・・・・・・現在ではすっかり都会化して、海沿いの松原という光景は消えてしまっていますが、これも時代の移り変わりというやつなのかもしれない。

 

 

 

『金高大明神』の場所

https://goo.gl/maps/7p9LCyAwrR5ooZzGA