柴籬神社には歯神社(はがみしゃ)という日本でも珍しい歯の神様を祀っていらっしゃるようです。また、歯神社の前方には歯磨き面が建立されており、歯の部分を指で触れるとご加護を頂け、健康で丈夫な歯でいられるとのことです。
(撮影日 2020年5月)
柴籬神社の境内
柴籬神社(しばがきじんじゃ)の南側に駐車場と入口があったので、そこに自転車を置き、いざ参拝。
鳥居をくぐり、そのまま真っすぐにあるのが柴籬神社の拝殿ですね。2020年現在は世間が新型コロナ云々で、感染防止のためだと思うが、拝殿の鈴は外されていた。残念ながら鈴ガラガラはできないが、そのうちウイルスが収束に向かえば元に戻ると思うぞ。
歯神社 歯磨き面
境内の東側に歯神社(はがみしゃ)の社があったぞ。
そしてこれが歯磨き面です。ものすんごい笑顔。満面の笑みとはまさにこのことを言うのだろう。
歯磨き面の隣には説明看板があった。
どうやらこの歯磨き面は日本で唯一のものらしい。この柴籬神社でしかお目にかかれないってことやな。歯の神様じたいが大阪府内でもあんまり存在しないっぽいので納得です。
説明看板によると、磨き面の歯の部分を指で触れるといいらしい。
大黒歯(だいこくば)と呼ばれる上の左前歯と、恵比須歯(えびすば)と呼ばれる上の右前歯を触れる必要があるようです。これで大神様からご加護を頂き、健康で丈夫な歯でいられるよう祈るってわけですな。
2020年現在はコロナウイルスが蔓延る世の中なので、歯磨き面に触れた後はしっかり手洗いや消毒などをしようね。
歯神社&住吉社
歯磨き面の隣にある社・・・・・・こちらの社が歯神社と住吉社(すみよししゃ)となっている。
住吉社は祓いの神・往来(交通)安全の神。
歯神社(歯噛社)は名前の通り歯の神。
柴籬神社は日本でも珍しい歯の神様を祀るということで、8月8日に歯神社祭という行事が催されたりもするみたい。歯だけに時間を「8」で揃えている。ちなみに当日の午後8時8分に庭灯で境内を照らすらしい。雅な行事でいいね。
健康な歯でありたいという方は、ぜひ歯磨き面でご加護を頂いてみてはどうでしょう。・・・・・・とはいえ、やはり最終的に歯の健康を維持するのは自分自身の歯磨き習慣です。歯医者さん曰く、歯磨きは丁寧さが最も重要らしいっす。今日も磨き残しが無いよう、丁寧にしっかり歯を磨こう!