ここは大阪府大阪市北区にある歯神社(はじんじゃ)です。「はがみさん」とも呼ばれている小さなお社で、歯の大神様を祀っているらしくなで石という歯みたいな形をした石もあるんですよ。
ちなみに先日、松原市の柴籬神社の歯神社(はがみしゃ)の記事を書いているときに思い出したんだ、「そういえば梅田にも歯の神社があったなぁ・・・・・・」って。それゆえ、いまさら感がアリアリですが、急遽、当記事を執筆したというめっちゃどうでもいい経緯があったりするw・・・・・・・・・というわけで、だいぶ昔に探訪したときの写真ですが、梅田の歯神社をご紹介します。
(撮影日 2015年9月)
都会「梅田」のビルの隙間にある
今回の記事は2015年に撮影したものです。
梅田といえば、大阪府の中では屈指の大都会。2020年現在はグランフロント大阪などのオフィス兼大型商業施設や高層ビルなども増えて、IT企業を中心に以前よりも大きく発展を遂げている町でございます。
歯神社があるのは、そんな梅田のビルの隙間・・・・・・大阪梅田駅から東へ徒歩数分の場所です。ドン・キホーテ梅田本店の北にある細い道を歩いて行き、高架下を抜けた先にあります。梅田のランドマークともなっているHEP FIVE(ヘップファイブ)の赤い観覧車のすぐ近くのところ。
ながいこと梅田周辺には行ってないから、もしかしたらけっこう店とか変わっているかもしれんのう。そういやドン・キホーテの正面道路、今でもナンパ頑張っている兄ちゃん達おるんかなぁ・・・・・・。
ここが歯神社ことはがみさんになります。日本では珍しい歯にご利益のある神社です。
人通りは多いし周辺はデカいビルばかりなので、なかなか発見できないかもしれませんが、頑張って見つけてあげてくださいね。
「綱敷天神社 末社 歯神社」の「なで石」
当記事では「歯神社」と呼んでいるが、社名は「綱敷天神社 末社 歯神社」(つなしきてんじんしゃ まっしゃ はじんじゃ)という。
歯神社の由来ですが、数百年前に起きた大洪水で梅田一帯が水没寸前になったところ、地元の方々がお祀りしていたお稲荷さんの御神体である巨石が流れ来る水を歯止めし、梅田の町を水没から防いだからとのこと。そして「歯止め」から「歯痛止め」と語呂が転じて歯痛止めに御利益がある社とされ、歯神社と呼ばれるようになったとのことです。
(※上記の下線部文章は歯神社の公式HPから簡単にかいつまんで説明したものです。もっと詳しく歯神社のことを知りたいという方は、歯神社の公式HPをみてくれるといいぞ。「歯神社」で検索すると、おそらく一番上に表示されると思う)
歯神社の壁には周辺マップが貼られていた。歯神社と関わりがあるであろう神社の場所が指し示されていたぞ。梅田みたいな大都会でも探せばけっこう神社とかあるみたいね。また今度探訪してみよう。
これはなで石です。洪水を歯止めたというご神体の巨石のかけらといわれているとのこと。ちなみにご神体の巨石は、本殿の地中深くに鎮座されているらしいぞ。
ぱっと見、デカい鈴カステラのように見えてしまうが、歯をモチーフに加工された石なのだと思う。この石をナデナデして、歯痛止めへの御利益を授かろう。