今回の記事は、以前の天龍神社の記事のオマケのようなもの。
ここは兵庫県尼崎市玄番北之町(げんばんきたのちょう)の新三和サンロード商店街にある古い公衆トイレの中です。
周囲が家屋で囲まれている立地ゆえに、全然目立たない隠れ公衆トイレですが、なんと2020年内に閉鎖してしまうらしい。なんてこった!
(撮影日 2020年1月)
天龍神社の隣にある、古びた公衆トイレ
え? トイレ閉鎖なんてどうでもいいって?・・・・・・・・・まぁまぁまぁまぁ、そんなこと言わずに、頑張ってくれたトイレ様を見納めとこうや。
・・・・・・というわけで、男女問わず読者様を連行。では、サンロード入口からトイレへ。
こちらが新三和サンロード商店街にひっそりと佇む公衆トイレ。周囲が家屋に囲まれた、なんとも特殊な場所にあるトイレでございます。
ちなみに公衆トイレのお隣には小さな神社がある。天龍神社っていう、この商店街の守護神様でございます。ご神体は白ヘビ様(白龍)でございます。
ちなみにこの日は2020年1月2日・・・・・・僕はここで初詣をした。独りで。このときは、まさか2ヵ月後に日本各地でトイレットペーパー争奪戦が起こるなんて微塵も思ってなかったな・・・・・・まぁデマが発端らしいけど。大丈夫、僕にはウォシュレット様がおるんや。
公衆トイレの中の様子
日焼けして真っ黒になってしまった看板を尻目に、トイレの中へ入ってみようと思う。僕は男なので左側の男性用トイレに行くぞ。
屋根から垂れ下がった枯れた植物が妙な雰囲気を演出してる。
トイレの鏡に貼り紙がある。
トイレ閉鎖のお知らせ!
・・・・・・このトイレ、老骨化に伴って、2020年内に閉鎖するらしい。
このトイレの詳細は知らんが、鏡には「尼崎信用金庫 出屋敷支店」の文字があるので、もしかしたら銀行が設置した公衆トイレなのかもしれん。
かなり年季の入ったトイレに見受けられる。大のほうの扉に関しては、何度も修理をしたのだろう・・・・・・ガムテープで仮固定された跡が随所に残っている。小さなトイレですが、永らくこの商店街のお花畑として活躍したことを存分に物語っているぞ。
小便器に関しては、便器の上に付いている蛇口コックをひねると水が流れるタイプっぽいです。なにげにこのタイプの小便器は初めてみた。現代の小便器は、ほとんどがセンサーで水が流れるタイプか、ボタンを押すと水が流れるタイプの2通りですからね。もっと最先端の小便器は、無水でも清潔さを保てるものもあったりするね・・・・・・・・・ってか、この小便器の話、女性の方にはなんのことか分からない話題やな。
・・・・・・・・・
トイレは老朽化はしているのだろうけど、中はけっこう清潔感を保たれていて、閉鎖するのがもったいないと思った。そしてこのトイレを掃除してくれている方々にありがとう。
公衆トイレの周囲の様子
この公衆トイレは商店街に関わる家屋に囲まれているため、まったく目立たない。当記事冒頭の細い通路を通ってこないと辿り着かないのです。イメージとしては、商店街にポッカリと空いた空間に天龍神社と公衆トイレが鎮座しているようなかんじです。
トイレの周囲はそんなに広くはないが、更地となっていて、ゴミなどが散乱していたりもしたぞ。いずれはこの空間にも、なにかの店舗が建ったりするのかもしれない。
ちなみに上の写真3枚目は、アーケードの壁を足場で固定しているっぽい。アーケード商店街の側面ってこんなかんじになっているらしい。普段では見れない光景やな。
トイレは年内に閉鎖とあるので、正確な日付はわからない。もしかしたら、もうすでに閉鎖されているかもしれない。いままで頑張ってくれた公衆トイレにありがとう。
周辺の商店街のイベント時などで、このトイレが使えなくなると結構不便かもな。
以上、公衆トイレの見納め記事でした。
当記事での『公衆トイレ』の場所
※当記事ので公衆トイレは『天龍神社』のお隣にございます。