ここは兵庫県神戸市長田区西山町。高取山の東側の麓にある西山公園になります。
この西山公園・・・西山町という住宅街の、比較的標高の高い場所の公園ゆえ、街を見降ろせるくらいには眺望のいいスポットでした。だけどカラスがたくさん住み着いているせいか、土曜日にもかかわらず全然人がいなく、ちょっと寂しい公園だった。
そして西山公園のすぐお隣には、なぜか雑草が生い茂る謎の道(〇〇周遊路)があって、気になったから行ってみた。
(撮影日 2019年11月)
- 広場その1(中段)~神戸の街を見降ろせる~
- 広場その2(上段)~頂上にあって、最も広い広場。遊具も少しだけある~
- 広場その3(下段)~3つの広場のなかでは最も狭い~
- 雑草が生い茂る謎の道、〇〇周遊路。行ってみた。
- 神戸市の『西山公園』の場所
広場その1(中段)~神戸の街を見降ろせる~
西山公園の入口。まあ入口は複数存在するのですが、ここが一番大きな入口です。
山の麓の公園ということで、公園全体が坂道のようになってます。
そして平坦になっている広場に到着。公園の中段の広場になります。
西山公園は山麓の公園特有の段々重ねの構造になっているため、下段・中段・上段の3つの広場が造られていました。ちょっと説明しずらいが、中段の広場から少し坂を下ると、最下層の下段の広場がある。そして中段からもう少し坂を上ると、一番標高の高い上段の広場がある。
街を一望できる。いい景色だし、ちょうどベンチもあるのでここでゆっくりできる。
しかし、この公園・・・カラスが大量に住み着いてしまっているのか、さっきからカーカーと騒がしい。訪れたのが土曜日のお昼頃なのに誰もいない理由は、カラスのせいなのかな。基本的に、野鳥の鳴き声には癒されるが、カラスの鳴き声はオッサンっぽさがあるので、まるで金曜日定時後の飲み屋街にいるような気分になっちゃう。
まあ、僕は別にカラスがいようと、ここでパンを食うけど。ここへ来る途中、ライフでデニッシュロック買ったんだ。
カラスに狙われながら食うパンは最高や。
さいきんマジで値上がりが半端ねぇ。このデニッシュロック、5年ほど前は120円で売ってたんやけどなぁ・・・。いまは158円だった。
広場その2(上段)~頂上にあって、最も広い広場。遊具も少しだけある~
無事にパンを完食し、中段の広場から坂を上っていくことに。
西山公園の上段の広場。西山公園のメインの広場やな。
ここには少しだけですが鉄棒とかの遊具もあるし、なによりかなり広々としているため、さほど危険でないボール遊びなら別にやってもいいんじゃないだろうか。
ベンチと休憩場。屋根が藤棚みたいになっているな。
公園内の至る所にゴミ袋が置いてあるが、やはりカラス対策のネットが被せられていた。まぁ、カラスや野生動物が生きにくい環境にしてしまったのは、紛れもなく人間の仕業なので、ちょっとカラスに申し訳ない気がする。
ベンチがあって、西側の眺望を拝める。
公園の西側の眺望です。けっこう高いところまで家が建ってますね。ちなみに写真右側の山は高取山の一角になります。
広場その3(下段)~3つの広場のなかでは最も狭い~
上段の広場から、中段の広場へ行き、さらに坂を下って行った。
西山公園の最下層の広場です。下段の広場と呼んでおく。3つの広場の中では最も狭いです。変なイスが5つある。イスの座面(ざめん。ケツを乗せる部分)が砂埃で汚れている様子からして、少なくともこの日は誰も座らなかったのだと思う。
他に、これといって気になるものはありませんでした。なので階段を降りて、西山公園から出ることにした。
雑草が生い茂る謎の道、〇〇周遊路。行ってみた。
冒頭の西山公園の入口のところまで戻ってきた。
実は、公園のすぐお隣のところで、大量の草で覆われた階段を発見したんですよ。
階段の奥は、雑草が生い茂る謎の道となっていて、グーグルマップにも載っていなかったので、ちょっと気になったんだ。
写真を編集しているときに気づいたんですが、階段の横に「周遊路」の文字が書かれたポールが立っている。現地では全然気が付かんかったわ。
「周遊路」から上の部分は、成長し過ぎた草によって隠されてしまっているので、あえて〇〇周遊路と呼称することにした。
この謎の道の正式名称を知っている人がいたら、ぜひとも教えて頂きたい所存でございます。
頭を空っぽにして、れっつごー。
落ち葉だらけの坂道を登っていく。道の真ん中には電信柱などがあったりして、かなり歩きづらい。
ここは道幅の8割くらいは草で覆われている。側溝のフタの上しか歩ける部分がないんだが。
ちなみに、ちょうどここらへんからは西山町ではなく、林山町になります。ヘンピな場所で地名が変わっちまった。
両サイドには建物がある。
両サイドの建物は阪神自動車航空鉄道専門学校っていうらしい。どうやらこの周遊路は、この専門学校の裏道(裏門)としても利用されてるっぽいな。
この奥にもまだ道が続いているようですが、草が大量に生い茂っていて、服が汚れそうなので行くのはやめた。道は高取山へと続いていたので、もしかしたら登山コースのひとつなのかもしれん。また今度、装備をしっかりと整えた状態で、この周遊路を制覇してみたいです。ついでに周遊路の名前も確認したいしな。
・・・・・・・・・。
・・・僕はそっと、来た道を引き返したのでした。完。