オーストリアとオーストラリアを書き間違え、カンボジアとアボリジニも書き間違えた中学のテスト・・・。
どーもこんにちは! シマ(@taisukedouga)です!
まあ僕の中学時代のアホなテストの話はどうでもよくて・・・・・・実は、兵庫県神戸市の観光地である異人館から新神戸駅まで山を越えて行くことができる道があるのです。
『背山散策路』という山道なのですが、北野異人館「ウィーン・オーストリアの家」の横(西側)に入り口があります。約1kmの短い道で、途中には『港みはらし台』というスバラシイ眺望の人場もあります。
険しい山道ゆえに、観光地でありながら観光客が通るような道ではないので行ったことがないという人も多いハズ。そんな人の代わりに僕が背山散策路を制覇した!
- ウィーン・オーストリアの家のよこから行く!
- 超絶景!! 背山散策路(裏山道)から『港みはらし台』へ
- 背山散策路の中を歩く! その1
- 小さな広場で記念撮影
- 背山散策路の中を歩く! その2
- 背山散策路を制覇した感想
- 『背山散策路』の出入り口(北野異人館エリア)の場所
ウィーン・オーストリアの家のよこから行く!
神戸・北野 ウィーンオーストリアの家
神戸市中央区の主要駅、三宮の周辺からひたすら北へ行くとレトロな異国風建築物が密集する北野異人館エリアに到着する。山の麓に建物があるので、きほん坂道が続く。そんな異人館エリアの中でも標高の高い場所に位置するのがウィーン・オーストリアの家です。
背山散策路の入り口はこの家の西隣りにあるんです。
このような2手に分かれた道。
右に行けばオーストリアの家へ。左が背山散策路へと続く裏道となっております。
この裏道には普通に一般住宅があるので、あまりハッチャけた行動は慎んで移動します。
右奥にある小道、それが入り口。
ミニサイズの石柱が立ってます。どうやら新神戸駅までは1100mあるらしい。意外と短いが、わざわざここを通って新神戸まで行くヤツはあまりいないだろう。
もうここに来るまでにちょっと疲れたが、とりあえずイノシシの出現にだけは気を付けて歩いて行ってみた・・・。
超絶景!! 背山散策路(裏山道)から『港みはらし台』へ
背山散策路の入り口から150m歩いた場所には港みはらし台という小さな広場があるんです。まずはそこを目指す!
火気厳禁、タバコはだめよ!
地図発見。
地図によると、途中で一か所分かれ道があるな。まあ今回は新神戸駅に向けてそのまま真っすぐに行くことにする。
途中、トイレがないらしい。あえて漏れそうな状態でチャレンジするという縛りプレイも楽しそうだが、マジで漏らしたら社会的に終わるのでやめときマス。
そんなこんなであっという間に150m歩いた。
港みはらし台
ベンチが2つ置いてあるだけの小さな広場。あまり頻繁には管理・清掃はされていないのだろうか、枯れ葉がめっちゃ落ちてた。
とりま、ここの醍醐味である眺望をみてみる!
神戸の街が一望できるスバラシイ景色!
神戸は今年(2017年)で開港150周年なので、いろいろとイベント目白押しだ。ぜひ旅行へは神戸をチョイスしてみてくれ。
なにはともあれ、この日がイイ感じで晴れていて良かった。港みはらし台で少しお茶を飲んだ後、再び歩き出す僕だった。
背山散策路の中を歩く! その1
さて、ここからが山道の本番。落ち葉だらけの小道をひたすら歩くぜ!
つーか誰ともすれ違わないあたり、やはり夏(撮影日8月)はここを通るひとは全然いないみたいだ。なんだかちょっと寂しい!
新神戸まで、あと850m。
左に分かれ道があった。これがさっき地図でみた散策路唯一の分かれ道みたいだ。今回はパスして新神戸駅へ向かいます。
ここでイノシシの下山を阻止するためのフェンスがあった。人間だけ通れるようにドアが付いてますので入ります。入ったらしっかりと施錠しておきましょう。
フェンスに入ってすぐに大きな崖が・・・。
これ、落ちたらガチでヤバいパターンの崖ですな。ある意味で超高速下山が可能ですな。
途中、謎の砂防ダムの跡地があった。
もちろん川は枯れてます。芦屋市~神戸市にかけての山々って、けっこうこういった枯れた川が点在してます。昔は水が大量に溢れていたのだろうな。川が多いと土砂崩れとか洪水の被害も多そうな気がする。
・・・・・・・・・
どうやらいまでも土砂崩れは起きているもよう・・・。
小規模な土砂崩れですな。
まあこれくらい六甲山では日常茶飯事! 全然問題ない問題ないwww・・・・・・と思い込み恐怖心をごまかす。
土砂崩れとはまったく関係ないが、さっきからめっちゃハエとかアブが飛んでくる。耳元でアブのブィィーーーンッ!!っていう羽音がするたびにキャヒィィーーンッ!!って奇声をあげてる僕。
小走りでハエ&アブの猛攻から逃げつつ進む。
小さな広場で記念撮影
とうとうビルが見えてきた。そしてベンチがある小さな広場があったのでちょっと休憩。もちろん休憩中もハエ&アブの攻撃は続いている。
記念撮影。謎ポーズ。
誰もいない山奥なのでやりたい放題である。
背山散策路の中を歩く! その2
意味不明なポーズでの記念撮影は終わり、ここからは新神戸駅に向けて山を降りていくような道が続く。
空を見上げるとロープウェイのロープがあった。
すぐ下にはロープウェイの駅があるんです。新神戸ロープウェイ、北野1丁目駅。これに乗って布引ハーブ園に行けるらしいぞ。
なにげに乗ったことない・・・。
羨ましげにロープを見ていると・・・
まるで僕を見下すかのようにロープウェイが過ぎ去っていった。なんだか虚しい気持ちになる僕。そんな僕をなぐさめるかのようにハエ&アブの猛攻はいまだに続くのだった。
ロープウェイ乗りたい願望を抑えつつ歩く。
またまた砂防ダムがあった。もちろん今度のも川は枯れているが、土石流注意(土石流危険渓流)の標識があった。
こんどの砂防ダムはけっこうデカい。
落ちたら逝ける高さ。これだけ大きな川でさえ枯れてしまうのか・・・。というかこの砂防ダムっていつの時代に造られたのだろうか。
もうそろそろ新神戸に着く。
真下に駅があった。
尖がっているビルも見える。
木々の中を抜け、都会らしい街並みが見えてくる。さすがにここまで来るとハエ&アブも憑いてこなくなったが、なんだかそれはそれで寂しい気持ちになる。たった1kmという短い距離だったが、ともに苦楽を共にした仲間のような意識が芽生えていたのだ。まぁ嘘やけどな。
ハエ&アブによる精神的疲労と、山道による体力的な疲労でクタクタになちつつ、フラフラと最後の階段を降りる。
やっと背山散策路のゴール地点に到着した。
この坂を降りていくと新神戸駅に着きました。
背山散策路を制覇した感想
とりあえずオーストリアの家から新神戸まで裏山道を歩いてみましたが、どうでしたか?
ほぼ同じ暗い木々の風景が常に続くので、ちょっと怖かった。よほどのモノ好きでない限りはこの道を利用して新神戸まで行くことはないでしょうな。
しかし途中の港みはらし台はかなりいい眺望なので行ってみる価値は十二分にあります。ぜひ訪れるならハエ&アブの少ない冬に来ることをオススメします。
あと神戸の山はイノシシがよく出現しますので、僕のように1人で来るのはあまりオススメしません。なるべく数人で行った方がいいと思う。
1100mという短い距離ですが、登山や散歩が好きなひとは、ぜひ興味があれば制覇してみてくださいね~。
『背山散策路』の出入り口(北野異人館エリア)の場所
※神戸・北野 ウィーンオーストリアの家の横(西側)の道から入れます。
グーグルマップ
https://goo.gl/maps/wzrD2KTE7uC2
『港みはらし台』の場所
グーグルマップ