ここには澤田八幡神社(さわだはちまんじんじゃ)っていう神社があるのですが、境内に踏切がある珍しい神社なのですよ。もちろん今でも鉄道(近鉄南大阪線)は運行しているので、神社の境内を横切るように電車が通る光景を拝むことができます。
そんな珍百景を撮ってきたので、お見せします。
(撮影日 2019年2月)
境内を電車が通る光景をみる。
澤田八幡神社の鳥居にいます。タイミングが良く、僕がちょうど神社に辿り着いたと同時にカンカンカンカンと踏切の警報音が鳴り始めました。
ガタンゴトンという機械音と地響きと同時に電車が境内に現れた。ちなみに、この路線は近畿日本鉄道・南大阪線になります。
境内を突っ切る電車の光景。
この澤田八幡神社は藤井寺駅と土師ノ里駅(はじのさと)の間に挟まれている。最寄駅は土師ノ里駅で、東へ約300mくらいに土師ノ里駅はあるぞ。
僕は鉄道マニアではないので全然詳しくないのですが、境内に踏切がある神社ってのはなかなか珍しいんじゃないでしょうか。少なくとも僕は澤田八幡神社以外では見たことがないっす。
境内の踏切を渡ってみる。
これが澤田八幡神社の境内を横切る線路。やはり神社ということで、フェンスの代わりに玉垣(たまがき:石の柱に名前書いてるやつ)になっている。他は特に通常の踏切と変わらないご様子。
とりあえず踏切を渡ってみた。
踏切の先はこのような開けた場所。奥には石階段があり、拝殿らしき建物もある。
日本は土地の狭い国ですし、やはり住宅や公共施設の設計に関する問題は色々あったのだろうか、なんやかんやで結果的に神社に線路を通すことになったのだろうね。まぁでも、それはそれでユーモアがあっていいんじゃないかと。駅が近くにあると超便利ですし。
拝殿へ。静かで渋い神社でした。
日本はそこらじゅうに路線があるので、珍しい光景も多いのでしょう。電車を眺めるのも面白いけど、事故には気をつけような。