兵庫県神戸市中央区のアンパンマンミュージアムから少し歩いたとこに、はねっこ広場というのがある。
近くに赤レンガ倉庫のレストランがあったり、海が見えたりで、なかなかほのぼのとした広場なんですが、対岸を眺めるとシュールな光景が見れます。なぜか作業員の格好をしたマネキン(人形)毎日必死に働いているフリをしているのだ。
はねっこ広場から望む
アンパンマンの石像が立ち並ぶ歩道・・・バイキンマンがいるところを曲がるとはねっこ広場に着く。
神戸はねっこ広場
跳ね橋があるこの広場は、子供たちが元気いっぱい遊んでました。みんな、アンパンマンよりもスケボーやキャッチボールに夢中だった。アンパンマンは愛と勇気だけが友達かもしれないが、現代っ子はリアル友達いっぱいなのだ。
謎のマネキンがいるのはこことは逆方向にある海岸沿いのベンチのところ。
上の写真、向こう岸の倉庫らしき建物になにかいますね。人じゃない、マネキンだ。
マネキンで働いているフリを徹底しろ!
マネキンA「おーいマネキンB、ペンキ寄越せやコラー」
マネキンB「あっ、A先輩すんません、ペンキ切れたんでコーナンで買ってきや~す!」
・・・ってな感じで作業をしているのだろうか。マネキンだけど。
石を持ち上げる天才、現る。マネキンなのでギックリ腰とは無縁である。彼は未来永劫、石を持ち上げる人生を送るのだ。
ペンキ職人多い。「塗装のことならお任せあれ!」と言わんばかりの仕事っぷり。まあマネキンだから動いてないけど。すべて仕事をしているフリだけである。
一時期、マイケルジャクソンなどの超リアルなマネキンが流行ったが、仕事場に自分そっくりのマネキンを置けば、遠目には働いているように見えるから上司の目をごまかすことが可能。しかし生産性はゼロなので後でバレるという・・・。
マネキンにとって24時間ぶっ通しの残業なんてチョロイのだ。
雨が降ろうが、雷が落ちようが彼らは黙々と働いているフリをし続けるのだ。それが彼らの仕事だから・・・。
・・・・・・というわけでマネキンに関しては謎だらけだが、なんだかシュールな光景をまったりと眺めていたいという人はぜひはねっこ広場横、赤レンガ倉庫の海岸沿いを訪れてみてください。地図的には川崎重工業ドックの隣にある倉庫みたいな建物です。
マネキン作業員のご活躍を祈ってます。
マネキン作業員が見える『神戸はねっこ広場』の場所
グーグルマップ