※当記事では頭が2つある奇形の小鹿の剥製が登場します。別に刺激の強いものではないが、いちおう剥製や奇形生物が苦手な方は読まないようお願いします。
兵庫県神戸市中央区。三宮、元町を中心に1年を通して観光客が絶えず訪れる活気のある港町の観光地です。
色んなオサレなお店や旨いお店、変わった店などがありますが、JR三ノ宮駅の高架下商店街は近年一気に盛り上がりを魅せている。
そんな中、文明堂薬局という店の前にポツンと佇む動物が一頭。頭が2つある鹿、双頭鹿の剥製である。
モトコー下、『有限会社 文明堂薬局』へ!
とりあえず駅の高架下にある商店街まで徒歩で行ってきます。三ノ宮駅から直で繋がっているので、一瞬で着きます。
ピアザーKOBEと書いている入り口。三ノ宮高架下とかモトコー(元町高架下の略)とか呼ばれている商店街だ。
三ノ宮駅から元町駅に向かってこの狭い高架下を通り抜けている途中に文明堂薬局はあります。
有限会社 文明堂薬局
薬局屋さんです。お洒落な扉の前にはタンスが置いてあり、そこには鹿の剥製がありますね。この小鹿ちゃんこそが双頭鹿・・・頭が2つある奇形生物の中でも非常に珍しい鹿なのです。
1匹で2倍かわいい双頭鹿の剥製
双頭鹿の剥製
この位置からだと普通の鹿にしか見えないが、正面からみるとスゴイことになってます。
正面から・・・見ようか。
こんな感じです↓
じゃっかんオデコがへこんじゃってるが、かわいいです。首が2又にわかれていて頭が2つあるね。
2頭ぶんの可愛さで、2頭ぶんの名前が必要ですね。赤いスカーフと黒い服?を着ているのがとてもよく似合っている。
奇形生物は基本的に短命ということもあって、この子も大人になる前に小鹿のまま命尽きたのだろう。まぁこの剥製が本物なのかどうかは不明なのだがね。
タンスの上にはたくさんの紙が置いてあったり、『日水清心丸』という漢方薬の頂点と言われているものもあるね。
文明堂薬局は「病気にならない生き方」「未病息災」を目指しているらしい。漢方メインの薬局ってことなのですね。いいね!
双頭の小鹿、「譲ってほしい!」と大人気だ!
色んな紙が置いてあるが、そこには文明堂薬局さんのコメントが書きつづられていた。
小鹿ちゃんの首にぶら下がっている紙には「非売品 どうしてもゆずって欲しいといわれる方があまりにも沢山いらっしゃるので・・・・」というコメント。やはりかなり希少ゆえに欲しい剥製マニアの方がいるのだろうね。
他のコメントは「むかしはこの子を見て、怖がってた、大人の方も、随分と、たくさんおられたものですが・・・・今では、小さなお子様でも、怖がりませんヨネ、ホント、笑」とか書いてる。たしかに小さな子供は興味津々で見ていた。僕の隣りにいた女性陣は「こわっ!!」って言ってワイワイと盛り上がってた。その場のノリで怖がっているだけだろう。
そのほか、「元祖キモカワイイ」とか色々と書いているので、コメントを読んでいるだけでも面白いぞ。
三ノ宮、元町の高架下はホントにここさいきんは人が増えて、オシャレなお店も増えています。
服屋さんとかアクセサリーショップが多い。三ノ宮方面には飲食店街もあり、観光の本拠地とも言える北野異人館エリアや三ノ宮センター街もあるので、1日あれば色々と楽しくまわれます。
今年(2017年)で神戸は開港150周年なのでイベントも多い。ぜひ機会があれば訪れてみてはどうでしょうか。
双頭鹿の剥製がある『有限会社 文明堂薬局』の場所
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