「早起きは3文の徳」を韓国風に言うと「早起きは3ウォンの徳」・・・・・・1ウォン=約0.1円。すくなっ!!
どうもこんにちは! 今日も当ブログに来てくれてありがとう! シマ(@taisukedouga)です!
前回、前々回の記事に続き、今日も兵庫県芦屋市奥山の絶景スポット『前山公園』のご紹介。
この公園には全然人が通らない謎の裏道があり、今回はそこを下っていきました。 タイトル通り、数々の見どころがありましたので、順を追って書きなぐっていきますので続きをどうぞ~。 ====
前山公園 頂上広場~前山隧道
絶景ポイントの頂上の広場の裏手に例の裏山道があり、登り道と下り道の2つに分岐しているんです。今回は下りを行く。
ちなみに登り道は普通に険しい山道に進むのであまり行くことをお勧めしない。
さ~て、そんじゃ~いきますか!
撮影日は12月。時期が時期だけに道の端には大量のカレハガ散乱しているは、周りの木々は枯れているわでなんだか不気味な感覚だ。 誰一人として通らない裏道。 たま~にハイカーが通ることもあるようだが、この時はまったくいなかった。超寂しい!
周りのざわぁ~っていう風と木々がこすれる音にビビりながら歩いていると、左手のほうになにかが見えてきた。
おや? あれは・・・・・・?
コンクリートの穴がありますね。 いったいこれはなんなのか。気になり至近距離まで寄ってみた。
どうやらトンネルのようだが、頑丈そうな黒い鉄扉で封鎖されている。なんだかヤバそうな雰囲気があるな。夜に来たらオバケ出そう。 トンネルの上には文字が書かれたプレートが貼られている。
前山隧道というらしい。タイトルでモロバレしてるけどな! あまりに特徴的な字だったので、一瞬アラビア語に見えてしまったのは僕だけだろうか? (アラビア語の芦屋市=أشعيا)
ちなみに隧道(すいどう)ってのはトンネルのことな。 鉄扉の中はいたって普通のトンネル。天井は低いが、問題なく人が通れそうな大きさだ。
この前山隧道の奥はどうなっているのか気になるが、残念ながら鍵がかかっているので通り抜けることはできない。
かな~り古そうなトンネルなので、老朽化でいつ崩れるかわからない状態なのだろうか? まぁ、数年前にどっかでトンネルの崩落事件とかあったし仕方ないか・・・・・・。 高度経済成長のときに造った橋とかは、近ごろ耐久年数の期限が過ぎてて問題になってるからな~。もしかしたらこれもそうなのかな~。
「巨大な水路の壁」と「枯れ果てた川」
冬の寒さにも負けず、わずかに花々が咲いている。これはいったいなんていう花なのだろうか? 毒々しい色やな。(失礼 )
この不気味な道にも慣れてきたころ。お次に現れたのは「巨大な壁」だった。
山肌からドデーンと顔を出している壁。この汚れ具合といい、形といい、ラスボス感が半端ないな。周りの枯れた木々もいい味だしてます。 こういう無機質で巨大なものを見上げると、なんかちょっとゾッとするよね。
真ん中にひあ小さな穴があいている。水路のようだな。 ここから水が出るんだろうけど、いまはもう何も出ていなかった。 ちなみにこの壁の下はかつては川があったのだろうな。
いまはもう枯れ果てている。川があったような痕跡(窪み)は残っているが。 倒れた木や、瓦礫でいっぱいだな。 いや~しかしここって夏に来ると結構おもしろそうだな! 変な昆虫とかヘビとかでてきそうな気がする。
夏にも一度来てみようと決心しつつ、再び歩みを進めることに。
剱谷国有林
枯れた川を跨ぎ、てくてくと歩く僕。 ここでふと気づく。 枯れ葉の量がヤバくないか?
これだけあれば焚き火し放題ですな。いくらでも焼き芋やけますよ!? しかし若干湿気ているのでこれが結構滑るんです。下り坂+湿気た枯れ葉のコンビネーションは怖いっす。 これが全部ポテチだったら良かったのに~・・・・・・なんて都合のいいことを妄想しながら歩いていると、先ほどの枯れた川、略してK・K(K=枯れた K=川)のところに何か小さなダムのようなものが見えてきた。
・・・・・・が、しかしここからだとよく見えないのでスルーした。 足元に全神経を集中させ「なんとしても滑るものかぁ~・・・」と独り虚しく意気込みながら、一本道をひたすら歩く。
すると、すこし開けた場所にでた。
左のほうには木製の看板が立っている。 近づいて読んでみた。
剱谷国有林
どうやらここは剱谷国有林(けんたにこくゆうりん)っていう国有林らしいな。 看板は、おもに剣谷国有林に関する注意書きのようだ。
こんな植物の多い場所で火をつかうなんてシャレにならんな。大火事になるぞ・・・・・・・・・うん、さっき枯れ葉で焼き芋焼き放題なんて言ってごめんなさい!
自然は大切になっ!!
土石流を食い止める壁
さっきのダムみたいなやつの前にたどり着いた。 正面至近距離まで来てはじめてわかったが、これはどうやら土石流を防ぐ壁のようです。見た感じ水をせき止める役割も果てしていたご様子、川の跡がある。 カメラをズームしてみた。
壁には大量の砂利が詰められている。 こういった土石流を防ぐためには、壁に剛性(硬さ)よりも適度なクッション性(柔らかさ)を持たせたほうが決壊しにくいのです。ゆえに大量の石や砂を詰めているのだろうな。
・・・・・・と、そろそろこの裏道も終わりに近づいてきたようです。
芦屋市立芦屋高等学校跡
車止めチェーンが現れた! 僕は助走をつけ・・・・・・・・・
飛び越えたのだった!
読者のみんなの期待を裏切るようで悪いが、残念ながら僕はチェーンに足を引っ掛けて転ぶほど運動音痴ではないのだよ。HAHAHA。
・・・・・・さっき滑って足首ひねったけどなっ!!
これもいい思い出です。
・・・・・・・・・ 車止めチェーンを越えた先は普通の道路になってました。
どうやら前山公園の横の道路に出てきたようです。ちょうど甲南高等学校の前ですな。
左手には立ち入り禁止の道がありますが、さすがにこのフェンスを越えるのは倫理に反すると思うので断念。
なんだろう。もしかしたらこの奥は学校に繋がっているのかもしれませんね。知らんけど。 毎度のごとくタイトルでモロバレですが、こっちに気になるものがある。
芦屋市立 芦屋高等学校跡
2007年に閉校した芦屋市立芦屋高等学校。この市立芦屋高校は、現在もある兵庫県立芦屋高等学校とは関係なさそうだな。
学校がなくなるっていうのはわりと寂しいですが、このご時世、過疎化や財政難やらもろもろの事情によって廃校になることは意外と多いですからな。
以上っ!! 前山公園の裏山道!!
なんだかいろいろと芦屋市の歴史が残されてままになっていた前山公園ですが、どうでしたか。 たぶん春とかになるとハイキングをする方々とかが訪れたりすると思います。 興味のある方はぜひ実際に訪れてみるのもいいかもしれませんね。暗いと危ないので、お昼の明るいうちに歩こう。
ほんじゃあ僕はここらへんで失礼します。バイバイっ!!
前山公園の地図はこちら グーグルマップ→https://goo.gl/maps/M9zLTcoy3P42