さいきんの日本はマジで大地震が多すぎると思う。震度5とかが当たり前になってるからな・・・・・・。
どーもこんにちは! シマ(@taisukedouga)です!
神戸を中心に大きな被害を与えた阪神淡路大震災。その慰霊と復興のモニュメントや碑などがある東遊園地へとやって来ました。さいきん芝生の広場になったところですね。
普通に憩いの場として神戸市民へ貢献している東遊園地ですが、その一角に常時火が灯されている『1.17希望の灯り』というものがあります。
この希望の灯(あか)りというのは、大震災の記憶や、そこからの復興、そして慰霊の意を込められていて、後世へと伝えるために灯されている火なのです。
地震が頻繁に起きる昨今、いままでの震災の軌跡などをたどり、よりいっそう警戒心を強めてみるべきかもしれませんな。 ====
1.17希望の灯り
ここが東遊園地。神戸市役所の南側の芝生広場になったところです。
1.17希望の灯りがあるのは芝生広場の東側のオシャレな歩道みたいになっているところの片隅です。
このような歩道があって、ここにはそれぞれ震災関連の碑があったりします。 結構このへんは人がいて、みんな各々くつろいでます。
このようなモニュメントにも、なにか意味があるのでしょうね。 希望の灯りがあるのはちょっと南側のところですね。
このような噴水のようなものがある、広場の片隅にあります。実はこの噴水も震災の大きく関わるものなんですよ。またの機会に語ります。
これが1,17希望の灯りです。
阪神淡路大震災のちょうど5年後に設置されてものです。それからずっと火がともされています。消えることなく。
後世へ、震災からいまに至るまでの復興を伝える。震災を忘れない。そして慰霊の意を込めて。火は灯り続けます。 希望の灯りの下には碑があります。
一・一七 希望の灯り
一九九五年一月一七日午前五時四十六分 阪神淡路大震災 震災が奪ったもの 命 仕事 団欒 街並み 思い出 ・・・たった一秒先が予知出来ない人間の限界・・・ 震災が残してくれたもの やさしさ 思いやり 絆 仲間 この灯りは 奪われた すべてのいのちと 生き残った わたしたちの思い出を むすびつなぐ (※上記下線部「1.17希望の灯り」より) この横には銀色の碑もあります。
1.17希望の灯り
この碑文には、阪神淡路大震災で奪われたすべてのいのちと生かされた私たちの思いが凝縮されています。 あの震災から15年、街の復興は進みましたが・・・愛する家族を、友人を、仲間を奪われた方々のこころの傷はまだ癒えていません・・・ マグニチュード7.3を記録したあの大地震の時、私たちはかけがいのない「いのち」を失うと同時に国籍や宗教、肩書きなどの違いを超えて、家族や隣人、地域でお互いに心を結び助け合いました。 電気もガスも水道もない中、手をたずさえ支えあったあの「こころ」はまさに暗闇を照らす小さな灯火だったのです。 被災地の公園や街角、学校や会社には、亡くなられた方々の「生きた証」として多くの「慰霊碑」・「追悼碑」・「モニュメント」がつくられています。これらは、失われた多くのいのちを、「個人の死」・「一人の死」としてではなく「みんなの死」として受け止めた被災した方々のごく自然の営みでした。 ここに点されている灯りは、2000年1月17日午前5時46分 被災10市10町と全国47都道府県から届けていただいた種火を一つにして、「生きている証」として点しました。 2010年1月17日記す (※上記下線部「1.17希望の灯り」より)
・・・被災した中での結束力こそが唯一の希望だったということなのですね。日本人は世界的にみては結束力・組織力の高い人種らしいですからね。こういった場面でその能力をフルに発揮するんでしょうね。
被災10市10町と全国47都道府県から届けられた種火を一つにしたもの。これが「生きている証」として、この先も延々と輝き続けるでしょう。
『1.17希望の灯り』の地図
グーグルマップ→https://goo.gl/maps/LSkEm8VXtkC2
その他の情報
・名称 東遊園地 1.17希望の灯り
・場所 〒650-0001 兵庫県神戸市中央区加納町6丁目4
・開園時間 年中常時開園