(庭の鳴門金時↑)
2020年の11月頃の話なのですが、テレビで山奥のおばあちゃん(赤の他人)がサツマイモのツルをかき揚げにして食べていたのをみた。このとき初めてイモヅルが食べられることを知ったのです。
どんな味なのか気になったし、ちょうど僕の家の庭にもサツマイモ(鳴門金時)が育っていたので、試しにとツルを食ってみることにしました。ついでに葉っぱも。
(撮影日 2020年11月)
収穫し、湯通しする
というわけで、庭からツルと葉っぱを収穫してきました。なるべく状態がいいものを選んできたぞ。
余談ですが、後ろのほうに小さく写っている赤い袋(玉葱袋)に入ってるのはサツマイモ本体です。おもっくそ粘土質の庭なのによく育ったもんだと、ちょっと感心。ちなみにサツマイモ本体は後でおいしく頂きました。
水で洗ったあと、ツルと葉っぱを切り分けた。
うちの庭、よくそこらへんの猫たちが糞尿をまき散らしていくので、もしかしたらツルや葉っぱにヨカラヌモノが付着しているかもしれない。そう思い、念のため軽く湯通しして殺菌した。
さて、あとは食べるだけです。
ラーメンに入れる
テレビで見た山奥のおばあちゃん(赤の他人)は、かき揚げというウルトラ上品な料理にして食べていたのですが、面倒なので今回僕はラーメンに入れて食うことにした。
いや、ね、なんか知らんけど、押し入れの奥からワンタンメンのコムタン風ver.を入手したんですよ。
雪平鍋、再登場。ツルと葉っぱはひと口サイズに切ったぞ。
なんとなくツルが硬そうな気がしたので、いつもより煮込み時間を長めにした。6分くらい茹でたと思うのですが、そのせいで麺が伸びちまった・・・。
あぁ、調子にのって最後に卵とじにしたら、ものすごく下品なラーメンに仕上がってしまいましたよ。かるく放送事故やな・・・。
いや、まぁ、でも、男の料理は味重視だからっ!(言い訳かも)
まぁ実際、インスタント麺だから味は保証されてるからのう。
ツルと葉っぱを食べる
つい忘れそうになったが、今回の主役はラーメンではなくツルと葉っぱ。さっそくツルから食べてみました。
食感はシャキシャキ、まさしく新鮮な葉茎菜類ってかんじ。ながく茹でた甲斐があったのか、全然固くなく、絶妙な歯ごたえでした。
また、僕の気のせいかもしれないが、ほんのりと甘さをかんじました。味も食感もどことなくアスパラガスに近かったです。栄養はあるのかは知らんが、これといったクセもなく、食物としては大いにアリです。
続いて葉っぱ。
茹ですぎたせいか、シナシナになっちまった。見た目通りのフニャフニャ食感で、これと言って味はしないし、匂いもしない。ツル以上にクセがない・・・・・・というか特徴がないため、ある意味葉っぱのほうが様々な料理へ応用できそうな気さえする。
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個人的にはツルのほうが好みでしたが、葉っぱのほうも食べやすくて好印象。だけどやっぱり「サツマイモ本体が一番うまいよね」って話ですけどねっ!