ここは大阪府八尾市志紀町になります。
あまり八尾市を訪れたことがなかったので、先日、自転車で八尾市内を走ってみました。八尾空港周辺とかをテキトーに走ってたら、小さな公園を発見。志紀町西二丁目公園こと『見える下水道公園』というらしいっす。
気になったので立ち寄ってたら、公園が下水道化してたり、下水設備が展示されてたりしてました。
(撮影日 2019年9月)
- 下水道を学ぶ公園
- 土を掘る進む巨大なカッターこと『シールド切羽』
- 土の中にトンネルを作る『セグメント』
- 下水道管と汚水のフタで作られたベンチ
- 見える下水道公園の感想
- 『志紀町西二丁目公園(見える下水道公園)』の場所
下水道を学ぶ公園
普通の住宅街にひっそりと存在する下水道公園。古くからある公園なのでしょう、下水道の説明が書かれた看板がボロボロになってました。
園内には水色の巨大な謎装置があった。
どうやらこの謎装置はマンホール内の環境を見学するための入口のようなものらしい。つまりここは下水道を学ぶための公園ってわけですね。
下水道というだけあって、水道完備。最近は減ってきている上へ噴射する蛇口も付いてた。ガキの頃、どれくらいの高さまで噴射するのか気になって、限界まで蛇口を開いて遊んだ記憶があるな・・・・・・うん、ほんと、ごめんなさい。
たぶん僕みたいな悪ガキがいたから噴射式の蛇口が減ったんだと思う。
土を掘る進む巨大なカッターこと『シールド切羽』
銀色の巨大なモニュメントがあった。
銀色モニュメントについての説明が書かれている看板があったが、シワシワに黒ずんでいて読み辛いっす。
この銀色のモニュメントは下水道を造るときに必要な『シールド切羽(きりば)』というものらしい。土の中を掘り進むための巨大なカッターだって。
土の中にトンネルを作る『セグメント』
この青いのはさっきの謎装置こと、マンホール内部への入口の全貌です。
名称は『セグメント』っていうらしく、実際にはシールド切羽で掘った土の中にトンネルを作る材料だって。まあ、さすがに本物はこのように可愛いカラープリントとかはしていないと思います。カラープリントに書かれているキャラクターは『カッパのヤッタくん&ヤッくん』という八尾市下水道のシンボルマークらしい。かわいいっすね。
セグメントにはノゾキ窓のようなものがありましたが、内部は暗くてよく見えませんでした。
下水道管と汚水のフタで作られたベンチ
公園の端っこには東屋があり、ベンチも3つありました。しかしこのベンチ・・・よく見てみると下水道管と汚水のフタで作られているのですよ。
こんなかんじ。なんだろう、ちょっと座るのを躊躇っちゃうベンチですね。地面から下水道管が生えている光景はなかなかレアですね。
見える下水道公園の感想
見える下水道公園・・・・・・普通の街中にある小さな公園でしたが、なかなか独自性がありました。看板が古くなってしまっていて読み辛かったが、これはこれでね。
観光に来るような場所ではありませんが、ちょっとした発見にはなりました。
ちなみに園内には、八尾市のカラーマンホールがありました。この絵は蚕(かいこ)の繭から絹糸を作っている様子ですかね。和風な感じがかっこいいデザインでした。