ここは大阪府堺市中区。田園大橋東詰の交差点の一角になります。
気温は温かく、晴れの日曜日という絶好のお花見日和にもかかわらずお花見客が全然いない桜の穴場スポットがあります。その名はビックリパーク(美造Re公園)です。
高さ20mほどの山の崖にある緑豊かな公園でして、桜はもちろんのこと、崖の最下部にはブルーパピオンというミニお花畑もありました。
(訪問日 2019年4月)
ビックリパーク(美造Re公園)の桜景色
美造(びつく)Re(り)公園(パーク)でビックリパークと読むみたい。都会化で失った自然を再生させるっていう意思がネームから伝わるね。
入口の門をくぐり、木製の階段をくだる。
めっちゃいいかんじで桜が咲いてます。
この日は日曜日。同日、他の桜の名所にも行ってきたのですが、人が数百人ってレベルでお花見をしていたのにもかかわらず、ビックリパークはゼロ。まさに穴場中の穴場ってやつですよ。この美しい空間を独り占めできました。HAHAHA!!
公園のド真ん中には超特大ソテツの木があった。桜とソテツのコラボ。このソテツの木、やばいくらいデカくないですか? うっかり公園のシンボルになっちゃってるよ。
全体的に若い木の桜が多く、まだ幹とかも細かった。それでも十二分に美しいっす。
すんごく綺麗なのに人が来ない理由としては、とにかくアクセスが悪いからでしょうな。周辺に駐車場は無く、駅も遠い。ついでに駐輪場も無い。
あとは幹線道路沿いにあるから車の騒音があるのと、単純に知名度が低いってところでしょう。敷地面積があまり広くなく、まだ規模が小さいってのもあるな。
まぁ、数年後・・・若い桜が大きくなるにつれて、近隣の方々もどんどんビックリパークでお花見をするようになることでしょう。
ミニお花畑『ブルーパピオン』の美しい花々
桜の密集地帯から崖を下る道があったので、進んでみた。
ややメルヘンチックな可愛らしいミニ花畑があった。
おはなばたけ「ブルーパピオン」
社会福祉法人「きぼうの会」が管理運営をしているらしく、花畑の横には農作業に使うような器具とロッカーが置いてあった。
あと、花畑には2人先客がいました。おそらくここの地元民であろう1組の夫婦が散歩をしていました。
ブルーパピオンには、やや古いベンチやテーブルが設置されていて、ちょっとした憩いの場として活躍しているご様子。
ここからの景色はこんな感じ。この風景だけ見るとちょっと田舎っぽさがありますな。ここ、そこそこ都会なんですけどね。
大切に育てられ、立派に花を咲かせてます。花を眺めるのめっちゃ好き。超癒される。
つかの間の休憩を終え、ビックリパーク&ブルーパピオンをお暇しました。
桜って日本全国にあるから、探せば意外と穴場的なお花見スポットってあるのかもしれませんね。