こんにちは。シマです。 僕の手元には1台のアイロンがあります。
黄色くて可愛いミニアイロンです。
そして、都合のいいことに豚肉が一切れ落ちてました。
どうしても僕はこの豚肉を食べたいので、いまからアイロンで焼き肉を行いたいと思います。
【アイロン焼肉開始っ!!】
しかし、開始早々に問題発生。
アイロンの鉄の部分に肉をのせようとしましたが、アイロンの取手(とって)が邪魔で裏返すことができない。 これでは肉を焼くことなんて到底不可能である。 なんとかして、アイロンを裏返しで固定することはできないだろうか?
おやっ?こんなところに青サンタの靴があるぞ?
・・・・・・・まさか。
よしっ! これでなんとか肉を焼く準備が整いました。 まさか青サンタの靴が役に立つときが来るなんて思ってもみなかったのでビックリです。
では・・・・・・レッツ!アイロニング!!
ジュワーーー・・・・・・ い、いちおう焼けてるかな? ・・・数分後・・・
だんだんアイロンの火力が強くなってきたのか、肉からは煙が噴き出てきた。そしてわずかに縮こまってきている。
そろそろひっくり返してみることに。
うまく焼けてるかな?
かろうじて焼けている。 この調子でどんどん肉を育てていきます。 ・・・というわけで、その後は指で調整しつつ数十分ほど肉の面倒をみました。
豚肉なので、しっかりと熱を通さないとエライことになりますからね。ここは念入りに焼きますとも。
・・・さらに数分後・・・
うん。焼くの、飽きてきた。 なんかアホらしくなってきた。 「なんで肉1枚のために数十分も指で育てなけりゃならんのか」 そんなことを思っていると、肉は怒ってしまったのか・・・ ついに・・・
落ちた。
どうやら肉は怒ったわけではなく、脂を噴き出しすぎて滑ってしまったようだ。 フィギュアスケート日本代表ばりの美しい滑りでしたが、これでは焼けないので、ティッシュで脂を吸い取ってやりました。
・・・さらにさらにさらに数分後・・・
もういいんじゃないでしょうかね。 予想以上の長期戦に僕はもう心身ともに疲労困憊です。 しかし、その疲労ともここでおさらばです。
なんたって今から肉を食うのだから!HAHAHA! なので僕は焼き肉のタレを用意しました。
ヤバい。タレ、ちょっとかけ過ぎたかも。 いただきます。 パクッ!
う・・・う・・・う・・・・・・ うんめぇーーーーーっっっっ!!!! 普通の焼き肉ですよ。 アイロンでも頑張れば普通の焼肉ができるんですよ! あまりの旨さに残りもマッハ100の速さで食っちゃいましたよ。
「あ~・・・うまかった」 頑張ればアイロンでも普通の焼き肉ができることが発覚した瞬間でした。
ぜひみんなも、肉が落ちていたらアイロンで焼き肉をしてみてください。 ちなみに今回、肉1枚焼くのにかかった時間は約40分ですので、暇で暇で気が狂いそうな人にオススメです。
ほんじゃあ、僕は満足したのでここで失礼します。 さようなら~またなっ!!