ここは大阪府大阪市福島区。フードロス削減ショップ エコイート玉川店になります。
昨今、日本の食品ロス問題が話題になりつつある。問題なく食べられるモノをたくさん廃棄している我が国の実情を知り「いつぞやのMOTTAINAI精神とは嘘だったのだろうか?」・・・・・・と首をかしげる人々が後を絶たないわけですが、そんな深刻な食品ロス問題に真っ向から立ち向かうのがエコイートというお店です。
先日、初めてエコイートで買い物をしたのですが、賞味期限切れの食品や、期限切れが近い食品などを激安で販売していて、中にはあまり見ることのない商品もあった。そんなわけで、僕は賞味期限が6ヵ月過ぎたパンカン(パンの缶詰)を買ってみました。
(訪問日・購入日 2019年12月)
期限切れのパンカン(60円)を食ってみる。
レーズン味 チョコチップ味 コーヒーナッツ味
2019年12月、某日。
さっそくですがパンカンが売ってたので、買って帰ってきた。賞味期限が6ヵ月切れてますが、お値段は1缶60円(税別)の激安商品だった。ちなみに、パンカンの元々の値段は1缶380円です。
ちなみに今回、僕が訪れたのはエコイート玉川店です。先客は5人くらいいた。
店内の写真は無いです。エコイートの店内はさほど広くはなかったのですが、黒を基調としたオシャレな内装に、落ち着きのあるBGMがかかっており、コンビニやスーパー等とは全然違った空間でした。なにげにレジがタブレットPCだったのが、ちょっと現代感があってカッコよかったぞ。
ああ、こんな風に入っているのね。
パンカンを開封。パンの缶詰を買ったのは初めてだったので、どんな風にパンが入っているのか知らなかったんだ。逆さまにして缶詰を振ってみたが、なかなか中身が出てこなくて難儀した。
苦労の末、無事、中身を取り出せた。今回はチョコチップ味を食うぞ。
なんだか見た目が潰れたマフィンみたいになっちゃってるが、気にしちゃいけない。パンカンとはそういうものなのだ・・・・・・たぶん。
ちなみに僕は、期限切れの食品はガキの頃から当たり前のように食ってきたから、期限切れ食品への抵抗はないです。
ちぎって食ってみた。
缶詰なので、6ヵ月くらいの賞味期限切れなら全然問題ない。さすがに10年過ぎているとか、消費期限切れとかだったら厳しいかもしれんけど。
中のパンは少しパサパサ感はあったけど、これが元々そういう食感なのか・・・・・・それとも賞味期限切れによってパサついてしまったのかは分からない。だけど味は旨かったからOKだ。
これといって腹痛なども起こらなかったので、品質上も問題なさそうだ。まあ、店の人が品質チェックしているらしいので当たり前なのですがね。残りの2缶は後日に食うとでもしよう。
正直、エコイートが近所にあったら、頻繁に買い物すると思う。わりと便利だと思った。普通の答えだが、賞味期限にあまりこだわりのない人にはオススメですが、賞味期限切れ(或いは期限切れ間近)に抵抗のある人にはあまりおすすめできないかな。
賞味期限切れに近いだけの商品がほとんど
まだ1年期限が残ってる2リットル天然水 35円↑・・・・・・水に関しては、未開封ならば期限が切れても腐ることはないらしいけどね。
なにも期限切れ商品ばかりではなく、実際はほとんどの商品が賞味期限切れに近いだけの商品だったように見受けられた。
コンビニなどの一般的な店では、賞味期限切れに近いものは売らずに廃棄しているのでしょう。そのような、本来ならば廃棄される食品をエコイートで販売しているっぽいね。
基本的に賞味期限切れに近づけば近づくほど、商品のお値段も安くなっているという感じでしたね。
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まぁしかし実際のところ、食品ロスは食品工場(企業)での作り過ぎ等が主な原因らしいので、個人や家庭レベルの改善だけではどうしようもない。だけど、国全体の食べ物への意識を改めるという意味では、エコイートのように食べられるモノを捨てるくらいなら安く売ってみるという取り組みはアリなんじゃないかと思いました。
・・・・・・とはいえ、明らかに食べられそうにないものや、消費期限切れのものは食べちゃダメっすよ。身体に悪影響がでるかもしれんからね。捨てる勇気も必要ってことやな。