先日、大阪府高石市にある等乃伎神社(とのぎじんじゃ)に行ってみました。
看板に書いてある通り、等乃伎神社には「よそでは手に入りにくい御守」がたくさんありました。いやもうほんと、何種類あるねんっていうくらい珍しいお守りが大集合してるんですよ。
(撮影日 2020年5月)
境内の様子
等乃伎神社
ある日、自転車でアリオ鳳っていうショッピングモールに買い物に行ったとき、近くに等乃伎神社の看板が立っていたので寄ってみたんですよ。
ちなみに高石市は僕の地元堺市のお隣さん。めっちゃご近所なのに等乃伎神社の存在じたい全く知らんかった。あいかわらず地元の土地勘には疎い男である。
鳥居をくぐった先に石のプレートが埋まってた。「旧手水所跡」って書いてる。以前はここに手水舎があったのだろうか。
祓岩(はらいいわ)
社殿へお参りをする前には、この祓岩をお参りして穢れを祓うらしい。
立派な拝殿や。この写真だけだと森の中にある神社のように見えますが、実際は思いっきり住宅街の中でございます。だけどわりと癒し空間でした。
珍しいお守り大集合
「よそでは手に入りにくい御守」というのが等乃伎神社の謳い文句。ということでさっそく受付に展示されているお守りを見てみた。
ちなみにこの日は2020年5月。世間は新型コロナウイルスでパンデミックな状況なので、受付に人はいなかったです。これは仕方ない。
等乃伎神社のステッカーをはじめ、財布に装着できるキーホルダータイプのお守りもある。
『血液サラサラ守』とか『くも膜下出血封じ守』とかもある。他には『健脚守』など。
さっきの健脚守の上位互換のような『健脚美脚守』もある。健脚と美脚の両方をお求めの方はコチラですね。
キティちゃん・・・・・・なんでもコラボしますな。
地車(じぐるま)もとい『だんじり守』もある。どうやらこれ、一刀彫らしい。すげぇ手先の器用さやな。
ちなみに「だんじり」っていうのは、デカい木造の車をみんなで引っ張って街中を走り回るお祭りのことです。もしかしたら近畿以外の方には馴染みがないかもしれん。
『暴力除け守』もある。これを持ってると街中でチンピラに絡まれる確率が下がるかもしれない。ヤクザ・半グレ・ヤンキー等々、危険分子多き大阪に見事にマッチしたお守りといえよう。
しかしさいきん、新型コロナによる外出自粛の影響なのか家庭内DVが日本全国で流行っているということをよく耳にする。ある意味、上記の危険分子諸々よりも、そういった表沙汰になりにくい暴力事件のほうが厄介かもしれんね。
タバコをやめたいのにやめられない。そんな悩みを持つ方のために『ニコチン依存症封じ』もある。一時期、電子タバコなるものが流行ったが、今はぜんぜん見なくなったのう。結局は紙巻きタバコに戻る人が多いのでしょう。ニコチン依存とはそういうもんなんや。知らんけど。
『認知症封じ守』のデザインはわりと普通だった。
ほかには『自転車・バイク守る輪』というものもある。交通安全のお守りで、愛車のハンドルなどに巻くことができるらしい。
さいきんの交通といえば、煽り運転が話題になってますな。これだけ国が一斉に煽り運転に警鐘を鳴らしているというのに、いまなお煽り運転が頻発しているという現状はマズい。これは近いうちにドライブレコーダー義務化になるかもしれんのう。
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珍しいお守りが大集合している等乃伎神社。当記事で見せたのはほんの一部だけです。実際はまだまだいろんなのがありましたよ。