ここ、大阪府泉大津市はかつて毛布の生産で賑わった町。なのでマンホールはきゃわいいヒツジちゃんです。
・・・実は先日、泉大津市周辺を街探訪してきました。
まだまだ町のすみずみとは程遠いですが、今回「ロシア兵墓地」「大津神社の厄除桃」「神明通商店街」なるものをカメラで撮ってきましたので、探訪日記として書きつづっておきます。
(撮影日 2019年2月)
ロシア兵墓地と忠霊塔
泉大津にはロシア兵墓地があるのは有名です。日露戦争で捕虜となったロシア兵の方々のお墓です。日本および世界にとって重要な歴史・・・いや、黒歴史とでも言おうか。この町へ来たからには手を合わせないわけにはいかない。黙祷。
忠霊塔(ちゅうれいとう)
太平洋戦争で命を落とした泉大津市の方々の忠霊塔です。黙祷。
墓地の外壁には泉大津に関する歴史がわかりやすく書いてました。
日露戦争でのロシア兵の捕虜は高石捕虜収容所ってところに収容されてたんですね。2年間で89名が亡くなってしまったそうな・・・。
正直言うとあまり想像はできないのですが、やはり戦争は嫌やね。
大津神社の厄除桃
大津神社に来た。
自転車で走ってたら偶然発見した。
神社巡りは好きなので、ちょいと参拝した。泉大津市の『大津』って名前がついているくらいなので、地元では有名な神社なのだろうか。
大きな桃があった。これ、厄除桃っていうらしいっす。
厄除桃の四方に設置されている玉(御富岐玉 みほぎだま)と、厄除桃を手でさすって、最後に自分自身を撫でるといいみたい。
桃太郎や陰陽道になぞらえているみたいやね。
神明通商店街
レトロな街を探訪するのも趣味な僕にとっては大好物な場所。毎度ありがとうございます『神明通商店街』です。看板を見ただけでその古さ加減はだいたいわかる。
読み方はたぶん「しんめいどおりしょうてんがい」だと思う。ここが神明町(しんめいちょう)っていう地域だから。
定休日は毎週日曜日と入口に書いていたのですが、この日は日曜じゃない。だけれど一軒もお店は開いていませんでした。かなり寂れた雰囲気だった。
商店街の長さは非常に短く、20mくらいしかなかった。たぶんいままで訪れた商店街で一番短いと思う。もしかしたら元々はもっと長かったのかもしれんけどな。
いちおうアーケード付きですが、すっかり錆びついてます。電灯もない。
昭和初期の雰囲気が漂うレトロ商店街でした。
神明通商店街を抜けた先。水路の上にコンクリートを敷いたような道があった。
この道を歩いてみると、古びた煙突が見えてきた。
藤井若宮整絨(ふじいわかみやせいじゅう)っていう会社の煙突のようだ。
当記事冒頭でも言ったように、泉大津市は毛布を生産している町。この会社も毛布とかの布製品関係を取り扱っているのだと思う。それにしてもいい味だしてる煙突です。
倒れるアリナミン。
そんなこんなで、ほんのちょっとだけですが泉大津の街並みを拝見しました。意外とレトロ感のある閑静な町で、まだまだ散策のし甲斐がありそうなかんじ。海も近い街なので、そのあたりもいずれは行ってみようかと思います。では。
当記事の訪問場所
『ロシア兵墓地(泉大津市)』の場所
https://goo.gl/maps/bDFZ3hCeFzB2
『大津神社』の場所
https://goo.gl/maps/QyGcf2LFGNn