ここは大阪府最大のクスノキがある三島神社(みつしまじんじゃ)です。ここにあるクスノキは薫蓋樟(くんがいしょう)または薫蓋クス(くんがいくす)っていうらしく、なんと推定樹齢は1000年以上といわれている国の天然記念物なんです。
ぜひとも歴史ある巨樹を拝んでみたいというわけで、三島神社へ参拝へ行ってまいりました。
(撮影日 2019年1月)
大阪府最大のクスノキのある光景
ツーリングマップルに「大阪府最大のクス」って書いてあるのを見つけたのが三島神社を知ったキッカケなんですが、住宅街の中にひっそりとある神社だったので途中道を間違えた。まぁなんとか発見しましたが。
住宅街で迷子になっているときは全然気づかなかったが、大阪府最大のクスノキというだけあって、その存在感はすごかった。神社の外からでも普通に確認できる大きさだった。
薫蓋樟(くんがいしょう)
冒頭でも言ったが、薫蓋樟は薫蓋クスとも呼ばれているらしい。『樟(くす)』を訓読みにするか音読みにするかの違いですな。上の写真は正面から撮ったものですが、めっちゃデカいっす。
枝一本が、一般的な木の幹くらいの太さがある。
薫蓋樟についての看板
薫蓋樟についての詳細が書かれた看板があったので読んでみました。
薫蓋クス(国指定天然記念物)
指定:昭和13年5月30日 史蹟名勝天然記念物保存法
薫蓋樟の名で親しまれている三島神社の境内にある樹齢1千年といわれるクスノキの巨樹。府内に4件しかない樹木の国指定の天然記念物の一つで、高さは約24mあり、幹周りは13.1mで幹の中は空洞になっています。樹勢は旺盛で四方に大きく枝を広げています。集落の中でこれほどの巨樹が生育しているのは非常に珍しいことです。
根元には江戸時代後期の公家左近衛少将千種有文の歌碑 薫蓋樟 村雨の雨やどりせし唐土の 松におとらぬ楠ぞこのくすがあり、名称の由来となっています。
(※上記下線部、看板の説明書きです)
・・・看板の説明を読む限り、木の中は空洞になっているというから驚きだ。
参拝した後、クスの周りを歩いてみた。幹周り13.1mと書いていたな。これだけ大きいと地中の根っこはどんな状態なのだろうと想像してしまう。
神社の外から撮影。高さ約24mの迫力。この光景、道に迷ってまで訪れてよかったです。
ちなみに僕はチャリで来たんですが、神社横には参拝者用の駐車場があったので車でも訪問できたみたい。
門真を訪れたときは、また参拝しにきます。