シマのブログ

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武庫川に架かる横幅が超狭くて細い『生瀬水道橋(水管橋)』を渡る!宝塚駅の北西【兵庫県西宮市宝生ヶ丘】

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兵庫県西宮市宝生ヶ丘宝塚駅から武庫川沿いを上流(北西)へ向かって10分くらい歩いていったところに珍しい橋があります。

生瀬(なまぜ)という地区の水道橋(すいどうきょう)なのですが、それがものすごく横幅が狭く、細いのだ。通称、生瀬水道橋

水道橋・・・水管橋ともいうが、これは上水を川を跨いで送るためのものであり、橋の中には水が流れている。普通は水道局の人が送水管の点検のために足場やハシゴがあるのだが、この生瀬の水道橋は一般の方々でも通行可能という親切設計なのです。

だれでも通行できる細いタイプの水道橋はなかなか無いので、僕はさっそく渡ってきました。

 

 

 生瀬水道橋へ行く。

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ここは生瀬という地区で、武庫川という川です。上の写真、遠くのほうに橋が架かっているのが見えますかね。

宝塚駅から徒歩10分程度、駅から武庫川沿いに上流へ歩いて行き、生瀬橋という橋を渡っていくと着きました。宝塚駅から近いというわりには、宝塚市ではなくギリギリ西宮市という・・・。

 

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あの銀色の長い橋なのですが、あれが今回目的の生瀬水道橋です。左には水道局の設備施設らしきものがありまして、そこから上水を川を渡らせるためにこの橋があるということです。

 

 

それにしても川がきれい。このへんの景色も山があったりして最高です。早く橋を渡ってみたいので、近づいてみる。

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橋の入り口が見えてきた。普通の住宅街にありますね。ちょうど橋を渡ろうとしている地元住民らしき人がいました。

 

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川幅が広いので、けっこう長い。もうここからでも生瀬水道橋が細いということがなんとなく分かる。

 

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西側の入り口。

超細いので、対岸からの利用者がいないことを確認しつつ渡ることに。

 

 

横幅60cmくらい? 渡ってみた!

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その昔、水道局に人の点検専用として作ったが、近隣住民も渡らせてほしいということで開放した。今も昔もこの近辺は人が通れる橋が少ないのです。激しい雨天や川の状況によっては通行禁止になるみたいだがこの日は大丈夫だった。

僕の前の地元民らしきオッチャンに続いて渡る・・・。

 

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とにかく細い。見た感じは横幅60㎝前後といったところです。僕は成人男性の中でも小柄なほうなので問題ないが、体格の大きな人だと渡るのに苦労しそうです。

 

体感的にはめっちゃ狭く感じるので、ついつい内股になって歩いちゃう。

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都会のチンピラ如く、ガリ又で歩くと確実にアウト。横のガードで膝をガンガン打ちますのでガリ又だけはやめましょう。

 

 

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点検用のハシゴが設置されてました。扉は南京錠でロックされている。

 

 

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橋が超細いうえに、けっこう高い場所にある。川の流れも激しいので、重度の高所恐怖症の人には厳しいかもしれん。だけど、ここからの景色はなかなか良い。

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対岸から人が来たときは、細い人同士ならお互いに避けるとギリギリ通れるが、大柄な人同士だと渡れないのでご注意ください。間違いなく詰まっちゃいます。

 

 

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そんなこんなで渡りきって対岸(東側)へ着いた。

たしかにこの橋が一本あるだけで遠回りして生瀬橋を渡る必要性がなくなるので、川を超すのが楽になる。地元民はさぞかし重宝していることだろう。

 

 

水道設備

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橋を渡りきり、対岸(東側)に。このような風景だ。ちょうどこのお隣には水道局の設備施設らしきものがあります。

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地図で見てみると、この近くには宝塚市上下水道局の水質試験所があったりする。ここは住所的には西宮市になるが、ちょうど宝塚市と西宮市の境界に近い場所でもあるのだ。

 

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橋の下には送水管が設置されているが、そこに水が通っているのだろう。破損していたら上水を対岸の生瀬地区に送れないので、保守点検、その他の操作をするための足場を僕は通って来たわけだ。

 

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とりあえず渡ってみたはいいが、特に何をするでもなく、僕はもう一度橋を戻るのだった。これを渡るためだけにここまでやってきたのです。

これだけ細くてだれでも通行可能というのは珍しい・・・この親切仕様はいつまでもあってほしい。そう願うだけである。

 

 

『生瀬水道橋』の場所

グーグルマップ

https://goo.gl/maps/CUH2ztVQyc32