堺市~西宮市までママチャリで片道33㎞を走って武庫川までやってきた・・・。
どーもこんにちは! シマ(@taisukedouga)です!
兵庫県西宮市と尼崎市の境界線になっている武庫川。ここの川沿いは自転車専用の道路、いわゆるサイクリングロードになっていまして、先日僕はここをママチャリで走ってきました。
ここを自転車で走るのは初めてなので、なにがあるかまったくわからなかったんですが、なにも考えずひたすら北へ行きました。
するとアンコ樋跡(といあと)という江戸時代の取水装置を発見しましたとさ。
爽快な走りやすさの武庫川サイクリングロード
ここが武庫川。国道2号線から見た景色です。オシャレな橋が架かってますので、そこから自転車で川沿いに降りることができます。
このようなサイクリングロードになってます。
自転車以外の通行は禁止になっているので、歩行者は間違っても通らないようにしましょう。自転車にはねられます・・・けっこう危ないです。歩行者の方はお隣の川岸のほうを歩きましょうね。
記念撮影。
国道2号線のあたりは松の木がたくさん植樹されていて、とてもオシャレな風景となってます。
花も咲いてます。
9月にはいり、ようやく秋っぽい気温になってきた今日この頃。スポーツの秋ともいいますし、今年は思いっきりチャリで入ってやろうと思っております。
ちなみにこの武庫川は北へ進むほど田舎っぽい風景になっていきます。
川の水も澄んでいてとてもキレイ。ときおりバードウォッチングをしているのか、めっちゃデカいカメラを持ったオッチャンも見受けられました。
もうすでに武庫川に来るまでに33㎞を走っているが、心地いい風が吹いているので体力は全然大丈夫!
花の園
そのまま30分くらい走っていたのですが、途中で花の園があった。
ものすごい数の花が咲いていた。黄色い。この花はなんなのだろうか? 黄色いコスモスかな? バカなので分からない!
アンコ樋跡を発見!
その後、いつの間にか西宮市から宝塚市に突入していました。
ここまで走って来てとくに何ごともなかったので、疲れて来たし、時間の都合もあるので一旦引き返すことにした。またもうちょっと寒い時期になってから来ようと思う。
来た道を戻る・・・その途中でアンコ樋跡というものを発見しました。
アンコ樋跡(あんこといあと)
この樋は“アンコ樋”といい、江戸時代に、武庫川から農業用水として取水していた樋の一つである。元禄七年(1694)に描かれた上大市部落有文書の絵図「武庫川下流域水路図」に出ている。この水は武庫川の堤防をくぐった後、堤防横を流れる新堀川の上を樋で通し、現在の甲武中学校南付近で井筋に合流していた。水はさらに下流の津門、今津の田地を潅漑していた。
甲東文化財保存会
・・・・・・上記下線部のように説明が書かれています。
樋(とい)というのは簡単に言うと、水の所定の場所に導くための道(溝)のようなものです。
江戸時代に使われていたらしく、武庫川から水を取り、それを別の場所(甲武中学校南付近の井筋)に移していたっぽい。
いまでは単なる岩の塊にしか見えないが、当時はどのような姿をしていたのか非常に気になるところだ。農業用水として取水していた装置なので、やはりこのあたり一帯も昔は田んぼだったのだろうな。
まあ特に見て面白いものでもないが、またひとつ兵庫の歴史を知ることができました。
この後、とりあえずチャリでそこらへんをポタリングし、家に帰りました。
武庫川『アンコ樋跡』の場所
グーグルマップ