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御前浜(香櫨園浜)
先日は兵庫県西宮市にある砂浜「御前浜(香櫨園浜)」に行ってきたときの記事を書いたんですが、 この砂浜にポツーンって建っている白いやつが旧西宮砲台跡。
旧西宮砲台跡
見た目はまるで団地とかにある給水塔みたいだが、近づいてみるとかなりデカいです。 ちなみにこれって国の史跡に指定されているありがた~い砲台なのです。決して僕のようにまるで給水塔みたいとか言わないようにな。
正面には砂浜。そして横にはちょっとした公園もある。
ブランコと一緒に撮った。 たいへん貴重な建造物なので、やはりフェンスで守られているので普段は中には入れません。
注意書き。 (フェンスの隙間からカメラのレンズを突っ込んで撮影) この西宮砲台についての詳しいことは看板に書いてます。
国指定史跡 西宮砲台 1基 指定年月日 大正11年3月8日
江戸時代のおわり、国防に不安を感じた江戸幕府は、京都を警護する要地にあたる大阪湾に砲台を築きました。その工事は、文久3年(1863)から慶応2年(1866)まで続き、あしかけ4年間も続きました。 土堤でかこった中央部に、松クイを1000本以上も打ち込んで基礎とし、カコウ岩の大岩を組みあげています。本体には砲眼11個と窓1個が穿たれ、大砲で四方をねらうことができました。実際には使われることなく、明治時代をむかえました。
・・・・・・ということが書いてます。 実際には使われなかったということはウィキペディア先生に書いてあるが、撃つと煙が内部に充満して実用に向かなかったとのこと。 つまりは砲台としては失敗作ってことですな。
あの無数の穴から狙うことが出来たということなのだろうか。 カメラをズームして穴を覗いてみると、天上にも丸い穴があいていることがわかる。
もう少し換気性をよくしておけば使えたのでしょうけど、使われなかったからこそこうしていい状態で遺っているのかもしれませんね。 砲台の裏(北側)にまわってみると、入り口とおもえるドアがあった。
フェンスの隙間からカメラのレンズを突っ込んで撮影してみた。
茶色いドアだけど、はたしてこれは防火扉なのだろうか。 砲台近くの階段から撮影してみた。
砲台の外壁は漆喰(しっくい)で仕上げられているらしい。 漆喰は時間の経過とともに黒く変色してくるので、この西宮砲台も黒い部分と白い部分がある。 たしか姫路城(白鷺城)も漆喰仕上げで、つい最近新しく塗り直されたばかりでしたね。 全身真っ黒になったほうが砲台らしくてカッコイイと個人的には思うが、まだまだ時間がかかりそうですな。
・・・・・・・・・ そんなわけで今回は兵庫県西宮市の名所、国指定史跡にもなっている「旧西宮砲台跡」の紹介でした。 ぜひ興味がある方は訪れてみてはどうでしょうか。
ほんじゃあ僕はこのへんで失礼します。 バイバイっ!!
旧西宮砲台の地図はこちら↓(グーグルマップ) https://goo.gl/maps/2ZB1fMEbGsw